2012年11月22日 シャンパーニュアカデミー大阪 入門クラス第3回が開催されました。
テーマ:シャンパーニュの個性的アイテム:ブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワール
シャンパーニュの厳しい規定について再確認の後、テイスティングに入りました。
最初の3本については、3回目ともなると手慣れたコメントが飛び出します。
続いての2本は「ある隠されたテーマがある」と先生からヒントが出され、そのテーマを見つけるべく首をひねりながらテイスティングを繰り返します。
数名が正解にたどり着くという快挙!
今期最後の授業らしく、今までの講座の内容が実を結んだ会となりました。
☆ 試飲したシャンパーニュ
*1本目のシャンパーニュ(NV NM)
グリーンがかった淡いレモンイエロー。きめ細やかな泡。
フレッシュハーブややさしいトーストの香り。果実味が柔らかく、心地よい酸を感じる。
*2本目のシャンパーニュ(NV NM)
やや色調が強めのイエロー。
酸やミネラルと共に、バターや蜂蜜、ナッティな印象も。コリアンダーなどのスパイスの香りもあり、複雑性がありバランスのいい1本。
*3本目のシャンパーニュ(NV NM)
やや濃い目のゴールドがかったイエロー。細かく持続性のある泡。
りんごやドライハーブに加え、乳製品の香りも。余韻にミネラルや残糖感、心地よい苦味を感じる。
*4本目のシャンパーニュ(NV :ブラン・ド・ブラン RM)
ややゴールドがかったイエロー。
フレッシュな中にもチーズやパッションフルーツなどの香りもあり、果実味豊か。酸味がおだやかでクリーミー、熟成感を感じるシャンパーニュ。
*5本目のシャンパーニュ(03:ブラン・ド・ノワール CM)
ブラン・ド・ノワールには珍しくグリーンのトーン。
フルーツやスパイスの濃縮感ある香り。アルコールのボリューム感を感じるのは、03ヴィンテージの特徴か。
☆ 前菜
・グジェール
・あさりのベニエ
・クリのポタージュ
☆ 本日の一品
・オマール海老のテリーヌ カリフラワー、バルサミコ、粒マスタードソース ベトラブのムースとともに
シェフが「この日のシャンパーニュのために」と用意してくださった一品。
目にも鮮やかなテリーヌは、様々な食感をそなえ、5種類のシャンパーニュと合わせる醍醐味を供してくれました。
本日の教材リスト
<NV>
Ayala
“Brut Majeur”
Deutz
“Brut
Classic”
Henriot “Brut Souverain”
<Blanc
de Blancs, Blanc de Noirs>
Pierre
Moncuit “Cuvée Hugues de Coulmet”
Beaumont
des Crayere “Fleur Noir Blanc de Noirs 03”