4/24/2012

東京: シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 第1回








2012年4月18日 シャンパーニュ委員会協力 シャンパーニュアカデミー 


プレスティージュクラス 第1回が開催されました。





テーマ : Prestige MillésiméとPrestige Rosé


☆ 試飲したシャンパーニュ


<Prestige Millésimé>
Veuve Clicquot "La Grande Dame 04" 
緑がかったイエローゴールドに、細やかな泡がクリスタルに輝くシャンパーニュです。シトラスやリンゴ、ミネラルの香りがあります。若さがありつつも程よく熟しているので、酸味が主体ながらも心地よい口あたりです。

Vranken "Diamant Bleu 99"
深みのある黄金色で、立ち上がりの強い泡が特徴。口に含んでみると白ブドウの酸味やジンジャーのようなエピスとともに、キノコ系の香りやコンポート、ジャムといった旨味が広がる、ふくよかな味わいです。熟成度合いがまさに飲み頃でした。

<Prestige Rosé>
Vilmart & Cie "1er Cru Rilly La Montagne Grand Celier Rubis 02"
ベージュトパーズのような色に優雅できめ細かい泡立ち。ミネラルと、甘いスパイスやブリオシュの香り。そしてなんといってもポート酒のような、複雑性のある赤い果実の香りがします。「梅酒のような、懐かしい香り」との感想が印象的でした。口に入れると丸みのある甘味の赤い果実の風味が広がり、それを酸味が整えてバランスが良い。香りとのギャップが面白いです。

Moët et Chandon "Dom Pérignon Rosé 00"
断続的できめ細やかな泡立ち、輝きの強いピンクトパーズ色が美しいシャンパーニュです。鉱物的なミネラルの香りを持ち、参加者の方の「砂漠の中の赤い果実のような」という例えがふさわしい香り。フランボワーズに、チョウジ、シナモンの風味が凝縮されたエキゾチックな味わいです。


Tarlant "Rosé Prestige 98"
きめ細やかな泡がしっかり溶け込んだ印象を持ちながら、輝きが強く、まるでカットの入った赤いピンクトパーズのよう。ドライなフルーツ、カラメリゼされた香り、バラのような香りも。細やかなテクスチャーで、クリーミーなアタック。丸みのある果実味があり、心地よく奥深い味わいです。


☆アミューズ


 ・グジェール
 ・プーラルド“アルブッフェラ”~ブレスト鶏のアルブッフェラ風~トリュフ入りのリゾット添え

(今回のテーマが“Rosé”ということで、相性のよいきのこを使ったお料理です。今回のこのお料理はLA TOUR D’ARGENT PARISの名物料理です。)