5/18/2012

東京: シャンパーニュアカデミー プレスティージュクラス 第2回






2012年5月16日 シャンパーニュ委員会協力  シャンパーニュアカデミー

プレスティージュクラス第2回が開催されました。

テーマ:Blanc de Blancs


当日試飲されたシャンパーニュは下記のとおりです。


<Blanc de Blancs Non Millésimé>

Robert Moncuit Grand Cru Mesnil-sur-Oger Blanc de Blancs
グリーンのトーンが残るイエローゴールドに持続性のある泡立ちがいきいきと、クリスタルのような輝きを創りだしています。レモンやライムなどの皮のコンフィのような爽やかな香りの次に、イースト、白カビ、サワークリームのような第二アロマ。爽やかでありながら余韻には心地よい苦み。調和のとれた味わいです。

Ruinart "Blanc de Blancs"                    
色はグリーンがかった明るいトーンで、粘性が強く泡は優雅。甘味をともなったフルーツの香りに加え、ほのかな乳酸やきのこ、白カビなどミネラル分の香りを感じます。味わいは白コショウのような刺激と香り。酸味の後に苦み、続いて甘味が広がり、ボリューム感のある味わい。ゆったりとした泡を見ながらほっとした時飲みたいような優しいシャンパーニュ。



<Blanc de Blancs Prestige>

Deutz "Blanc de Blancs 04"                  
深みのある色味や鉱物的な香りから熟成度の高さが感じられるシャンパーニュ。インパクトのある果実のフレーバーが特徴の魅力のある味わい。フォアグラやオマールエビを使った料理など、ひとひねりある魚介のお料理と合わせて飲んでみたい一品です。


Delamotte Blanc de Blancs Millésimé 00" 
色のトーンには深みがあり、粘性が強く泡は溶け込んだようななめらか。ミネラルの香りの奥にアプリコット、アーモンドの皮、茶色いキノコやビスケットの香りがします。アタックがクリーミーでなめらかで、ストラクチャのある味わい。参加者の方の「一筋縄ではいかない」という表現がふさわしい、骨格を楽しめるシャンパーニュです。   
      
Salon 99"  
グリーンがかったトーンが若々しい印象。泡はきめ細やか。ミネラルを感じつつも黄色いフルーツの香りがしっかりして、ピュアでありつつも複雑で骨太な香り。飲んでみると、見事なバランスのエレガントな味わいが広がり、見た目よりも熟成している事に気づかされます。