10/25/2016

第18回シャンパーニュアカデミー基礎コース

第18回シャンパーニュアカデミー基礎コースが、トゥールダルジャン東京にて開講されました。


 


今期の講師はトゥールダルジャン シェフソムリエ 野坂昭彦氏(第3回アジア•オセアニア最優秀ソムリエコンクール日本代表)。
 



まずはシャンパーニュ委員会オリジナルのテキスト、ブロッシャーに沿ってシャンパーニュの概要について学びます。
 
今回学んだのは、シャンパーニュの3つのブドウの品種、ブドウ産地の4大地区、シャンパーニュの種類の三項目。




基礎的な概要を学んでから、五種のシャンパーニュのテイスティングが始まります。
 
 
はじめにノンヴィンテージのシャンパーニュを3種。

その後、ある決められたテーマの2種類のシャンパーニュがサーヴされます。
 
この隠れたテーマを予測するのが、このテイスティングの面白さです。



正解はこちら。
 
3cepagesのノンヴィンテージは、
-Mailly Grand Cru Brut Reserve
-Jacquesson Cuvee # 739
-Bollinger Special Cuvee
ボランジェはなんと、ジェロボアム(3ℓ)!!
  
隠されたテーマは、
-Veuve Clicquot White Label Demi-Sec
- Taittinger Nocturne Sec
ドザージュの違いを飲み比べていただこうという趣旨でした。


野坂氏よりそれぞれのテイスティングコメントを頂き、生徒様は各々作成されたコメントと照らし合わせます。 
テイスティングの中で、シャンパーニュは唯一、〝音で泡立ちを聞く〟という、正に五感を使ったユニークな試飲法があるということも御指南いただきました。




そして、最後にシャンパーニュにぴったりなお料理を一品。
 
Sandre pôlée, sauce “Adolphe Dudléré” pommes de terre Macaire
サンドルのポワレとマケールポテト アドルフ・デュクレレ風〜 
※シャンパーニュはドザージュの低いJacquesson#739を使用

旬の鱸の皮を香ばしく焼き、ガルニチュールにはポロネギ、セロリ、ゴボウなどの根菜。
クリーミーで濃厚なシャンパーニュのソースと頂きます。
焼いた皮はシャンパーニュの酵母の風味とマッチし、根菜の土の風味がシャンパーニュの複雑味と絶妙なマリアージュをもたらします。



素晴らしい秋晴れのなか幕開けした今回のアカデミー。



次回も乞うご期待です。