10/10/2012

[東京]14期シャンパーニュアカデミー基礎クラス 第1回 開催

L'Académie du Champagne à Tokyo - 14ème année-
14
期基礎クラスが秋晴れのトュールダルジャンで開講いたしました。

 
受講生の1/3が再受講者、男性陣が過去最多の5名の参加となった今期は、第1回のクラスから講師が舌を巻くようなコメントが続出し、レベルの高い基礎クラスになりそうです。

<試飲したシャンパーニュ - NV

*1本目のシャンパーニュ(Delamotte “Brut”)

淡いイエローに、きめ細やかくクリーミーな泡。ピュアな清涼感を後押しする、きれのあるシャープで強い酸味、グレープフルーツやレモンの皮を噛んだ時のような、こくのある苦味を感じる爽やかなシャンパーニュ。

*2
本目のシャンパーニュ(Moët & Chandon “Moët Impérial”)

淡いイエロー。 りんごの香りに、ジンジャーのようなオリエンタルスパイス、スモーキーな香り。
まろやかな酸味がありながら、しっかりとした果実味をベースとし、肉付きがよい。
骨太でボリューム感があり、果実からの甘味を感じさせる、酸味と果実味のバランスがとてもよいシャンパーニュ。

*3本目のシャンパーニュ(Philipponnat “Royale Réserve Brut”

淡い金色に、優雅で速い泡。
わらや干し草、木樽(バニラ)、黄桃、アカシアの蜜の香り。しっかり酸味をもちながらまろやかで、熟した果実からくるこくを感じる、ふくよかで芳醇、肉厚なシャンパーニュ。

  

<試飲したシャンパーニュ - テーマ>

第1回のテーマは ”Blanc de Blancs

 *テーマ1本目のシャンパーニュ(Henriot “Blanc de Blancs”)
 
緑がかったイエロー。白カビの香りをトップノートとした、白マッシュルームの軸、土などのミネラル主体の香り。快活でぶどう本来の素直さが感じられ、シャープでさわやかな苦味のある、しっかりした酸味とミネラル感が特徴のドライなシャンパーニュ。 時間が経つにつれ、どんどん美味しくなるシャンパーニュでもある。
 
*テーマ2本目のシャンパーニュ(Pertois Moriset “Grand Cru Brut Blanc de Blancs")

緑の濃いイエロー。プラムや桃など中に種がある黄色いフルーツの種に近い果肉部分、白こしょうやコリアンダーなどのスパイスなどの複雑な香り。 酸味が強いが、熟成感のある、どっしりとしてポテンシャルの高いシャンパーニュ。
 
 

☆本日の一品
 ・オマール海老とコキアージュのマリネ - 柑橘風味のシャンパーニュジュレと共に