今回のテーマは
-シャンパーニュの製法
-ドザージュ量による味わいの違い
です。
先ずは代表の川村より、4月にエペルネで開催された会議の報告。現在のシャンパーニュの市況などについてご説明いたしました。
次に、シャンパーニュの由来、ブドウ品種、ワイン⇨シャンパーニュの化学変化についておさらいをし、今回のテーマ、『シャンパーニュの製法』へと進みます。
シャンパーニュ委員会が作成した新しいテキストを用いての授業。
中村先生が現地で撮影された貴重な画像も拝見できます。
それと同時に今回のテーマでもあるドザージュの違いを意識してセレクトされた5種類のシャンパーニュをテイスティング。
マロラクティック発酵、ティラージュ(瓶詰め)の際に加えられる酵母と蔗糖について、その酵母が分解される事により生まれる香りの種類がどのようかものなのかを解説してもらいました。
そして今回のテーマである“difference du dosage”ドザージュの違いです。
ただ口に含んで、これは甘いなどと批評するものではなく、添加する蔗糖の種類を見出してゆきます。
さとうきび、てんさい、MCR(Moût de raisins Concentré Rectifié )=ブドウ濃縮果汁の3種がそれぞれどのような風味を与えるのか、体系的に学びました。
今回のシャンパーニュはこちらの5種類。
【3Cepages】
ALFRED GRATIEN Brut
COLLET Brut
LOUIS ROEDERER Brut Premier
【Difference du dosages】
HEIDSIECK MONOPOLE Red Top Sec
MARIE NOELLE LEDRU Demi sec
全てのシャンパーニュにそれぞれの個性があり、違いを見出すことができました。
次回アカデミーは6/21です。
お陰様でご好評をいただき既に定員となっております。
最終回は7月12日(水)19:00-となります。
お申し込みは間も無くスタートです。