ご参加頂いた皆様にはいろいろなシャンパーニュをブラインドテイスティングして頂き、またシャンパーニュと料理の相性について様々な興味深いコメントを書いて頂きました。
アペリティフ
2種類のブラン・ド・ブランのシャンパーニュをブラインドテイスティングしました。
- 1本目のシャンパーニュ
Varnier-Fannière
Grand Cru Avise
Blanc de Blancs Brut Zéro
クリスタルのような外観。はつらつとしたレモンと熟したフルーツ、青リンゴ、酸味のあるキャンディなどの香りが交差する。口当たりは快活でゼロドザージュのシャルドネの繊細さが際立っている。アペリティフ、またはお寿司やレモンをしぼった生ガキなどと。
- 2本目のシャンパーニュ
DRAPPIER Cuvée Quattuor
Blanc de Blancs
シャルドネと白ブドウの稀少品種3種類を使用した珍しいシャンパーニュ。爽やかな柑橘系の繊細な香りは、後に蜜を含んだりんご、いちじくのジャム、白い花のブーケのような豊かな香りに変化する。フレッシュで繊細なミネラル感が特徴。余韻は持続性がある。アペリティフに、また春野菜のタルト、海の幸のスープ仕立て、仔牛肉のカルパッチョ白トリュフ添えなどと。
当日のお料理とシャンパーニュのマリアージュ
鱈の白子のベニエ帆立のローストポテトとクレソン添え
Cod milt beignets,
roasted scallop,
potato and seasonal cress salad
potato and seasonal cress salad
Brut Blanc de Blancs
2011年のシャンパーニュを67%、2010年のシャンパーニュを33%をブレンドしたものを2012年4月に瓶詰。フローラルでフルーティ、アペリティフ向けのBIOのシャンパーニュ。
ロブスターホワイトロブスターのソース山葵 コゴミのソテー
Poached lobster,
white lobster nage, wasabi, sautéed fern
Esprit NV
フレッシュな飲み口で、完熟したモモや洋梨などのフルーティーな香りの中にバニラや白コショウのニュアンスが感じられる。ピノ・ノワール主体のシャンパーニュならではの、芳醇さと軽やかなタンニンが印象的。豊かなミネラルが酸にきれいに溶け込みすっきりした味わい。アペリティフや前菜などとカジュアルに楽しめるシャンパーニュ。
国産F1牛のランプステーキ
サフランペッパークラスト
フォアグラとトリュフのラグー 温かいビートとブラッドオレンジのサラダ
Japanese chicken,
saffron pepper crust, foie gras and truffle ragout,
warm beet and blood
orange salad
Palmes
d'or Brut 2004
ぶどうの出来が並外れて優れた年にしか造られない。90%はグランクリュのブドウだが、10%は個性的なモングー地区のシャルドネを使用。深みのあるゴールドの色調。シトラスやバター、トースト等の複雑で芳醇な香り。口当たりはベルベットのようになめらか。コクがありとろけるようにエレガントでやわらかな味わい。その中にも繊細さが織り込まれたプレステージ・シャンパーニュ。
苺のフロマージュブランピンクグレープフルーツと
サワークリームのソルベ ミカン サゴ
Strawberry
fromage blanc, pink grapefruit and
sour cream sorbet, mikan, sago
Brut Rosé Premiere Cuvée
短期間マセラシオンを行うピノ・ノワールと、マセラシオンを行わないピノ・ノワール、少量のグランクリュのシャルドネをブレンド。ピノ・ノワールはマイイ、ヴェルズネー、ブージィ、レ・リセのブドウ。淡い色調はアンティーク・ローズの花びらや銅を感じさせ、赤い果実が豊富に表れます。はなやかな食前酒にもなる。ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌ、豚肉、鶏肉、鴨、チーズやデザートとも良く合います。