2012年9月20日 シャンパーニュアカデミー大阪 入門クラス第1回が開催されました。
テーマ:ノンヴィンテージの多様性
初回ということで、皆さん、緊張した面持ち。シャンパーニュの醸造方法についてのレクチャーではやや戸惑い感が見受けられましたが、テイスティングについての講義に移ると定兼先生の個性も伴って、一気に場がなごみました。初回ではなかなか難しいコメントも、各自発表。今後の展開が楽しみなクラスとなりました。
☆ 試飲したシャンパーニュ
<NV>
Moët et Chandon “Moët Imperial”
淡いレモンイエローにきめ細やかな泡。
柑橘系、グレープフルーツの香りが特徴的なフレッシュなシャンパーニュ
Taittinger“Brut Reserve”
輝きのある明るいイエロー。持続性のある細やかな泡。
ミネラルな香りとともに、ハーブやナッツなどの複雑性も感じる。
後味にかすかな苦味があり、ふくらみのある余韻。
ゴールドがかった明るいイエロー。
ヘーゼルナッツやブリオッシュなどの香ばしい香り。
熟成感を感じるふくよかなシャンパーニュ。
<RM/CM>
Henri Goutorbe “Cuvée Tradition Brut”
ゴールドがかった濃いイエロー。
吟醸香を思わせる個性的な香り。
どんなお料理と合わせるといいのか、想像力をかきたてる一品。
Nicolas Feuillatte “Brut Reserve”
輝きのある濃いイエロー
ハーブや青りんごの香り。
フレッシュな香りだが、口に含むと厚みのある味わい。
☆ 前菜
・カブのスープ
・真鯛のコロッケ
・玉ねぎのチュイル トマトとオリーヴ添え
・サーモンとオニオンのタルタル タルト仕立て
☆ 本日の一品
・カリフラワーのムース 貝と海水のジュレ キャビア添え
ミネラル感がシャンパーニュにピッタリの一品でした。