9/13/2017

WSETワイン教室 共催シャンパーニュアカデミー アドバンスクラス

JプレゼンスアカデミーWSETワイン教室と当局共催のアカデミー、アドバンスコースが開講いたしました。


今回も、基礎クラスで大変人気を博しましたWSET認定講師の中村紀子先生がご担当です。



当局代表の川村よりご挨拶。

勉強熱心でいらっしゃる日本の消費者に応えた形で作成をした本部の新資料を基に、より追求した内容を学んでいただきます。

シャンパーニュ委員会についての概要と、先ずは忘れてはならないこの一言を今一度念頭に置きます。



今まさにシーズンである収穫〜圧搾までの工程を説明いただき、第一回目の本テーマへ。


今回のテーマは、『熟成したブランドブラン』


シャンパーニュ地方で作付が許されている7品種のうち、5種が白ブドウ(全体の30%)となります。シャンパーニュ地方の白ブドウのみを用いて作られたものは、いずれの品種をブレンドしていてもblanc de blancsと謳えますが、今回は白ブドウの代表選手であるシャルドネにフォーカスを当てます。



シャルドネの栽培に適した産地、そしてそのテロワールからスタート。






そして、シャンパーニュの生産工程の中にある、熟成が発生するポイントを化学的理論を含め解説いただきながら、テイスティングへ。


今回、中村先生にはよりロジカルに各シャンパーニュの特徴が捉えられるヴァーティカルタイプのテイスティングコメントをまとめたスライドをご用意いただき、テイスティングを進めました。

各熟成の工程により変化するノートを的確に捉えることのできる素晴らしい解説で、更にMLFによる香りの特徴も掴みます。



それぞれが個性豊かなblanc de blancs。


NVが二種類、残りはヴィンテージです。


使用したシャンパーニュは以下の通り。

アイテム

外税価格

Guy Charlemagne Grand Cru Reserve BB

6,800

Nicolas Feuillatte Blanc de Blancs 2006

6,500

BRUNO PAILLARD Blanc de Blancs 2006

14,000

De Sousa et Fils Grand Cru Reserve BB 

9,000

DEUTZ Amour de Deutz 2007

30,000

 




ご参加の皆様、ありがとうございました。